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1999年10月28日                  TV”釣りロマン”ロケ

リボンリーフでは10、11月にGTが産卵でリーフの外側に廻ってきます。その数は何百
何千匹(本当の話!!)の群れでそれもサイズは単一性をおび、たとえばそのスクールで1匹釣ってそのサイズが20Kgとするとそのスクール全てが20Kgという具合です。つまり1匹釣ってそれが50Kgだとするとすべてが50Kgということです。信じられないかもしれませんが信じられないでしょう。これは見たことない人にとっては言葉で言っただけでは信じろというほうが無理です。それに50Kgという数字も決して例えではなくまったくただ単に普通に何百何千匹の50Kgのスクールが回遊しているのです。

筆者自身も経験した事があります。トローリング中に船頭がなんかタワーのてっぺんで騒いでいるので何かと思ったらGTだということです。見たら何とリーフ際にまるでタンカーから漏れ出した汚水のように延々何百メートルも真っ黒いGTの筋が横たわっていました。当然ポッパーを投げました。すると、何とルアーが着水する前にその汚水の一部分より一筋の線が乱れ飛び出し(決して1匹ではなく数十匹以上)ルアーを追っかけだしました。そして、着水と同時にヒット。それが30Kgのスクールでその後ルアーをキャストするたびにGT釣りました。船頭によると毎年恒例の至極当たり前の光景なんだそうです-------   とまァ、これを聞いた釣りロマン部隊が今回のロケを決めたという訳です。

当日、アングラーの上屋敷隆さんと照屋玲子ちゃんも元気そうでデカイの期待しているのが伝わってきます。しかし、こちらとしては、今回はソコソコで良いからただただ釣れればイイナの一言でした。というのも最近吹きっぱなしで海況が良くありません。今回の目的はなにしろ噂のデカGTということでリーフの外側に出れるかどうかが一番重要なポイントになります。案の定出港してみると沖合いはかなり吹いていてウサギが飛んでいます。リーフの内側でルアーを投げると15〜20Kg程度のGTは釣れますが、これでは今回のロケの趣旨には合いません。そして、リーフの外側にでれる状況でもありません。お昼頃、波を避けるためにリボンリーフNo4と5の間の内側のボミーで釣りしていたら船頭がまた何か意味不明なことを言って騒ぎ出したので指さす方向を見ました。すると何と大きなリーフが生き物のように移動しているではないですか-------なんてことがあるわけ無く正真正銘のGTスクールでした(でも本当にリーフが移動しているように見えました)。スクール自体そんなに大きくありませんでしたが、これが本当の噂のデカGTのカタマリです。玲子ちゃんからキャスト。何匹ものGTが身を水面上に出してルアーを追いかけます。ヒットしましたが、すぐにはずれ上屋敷さんがキャスト。すぐにヒット。ファイトは30分くらいで、船上に上げた写真が上の写真です。普通だったらGTスクールはリーフの内側に入ってこないのですが、今回は上げ潮に乗って入ってきたようです。ちなみにこの日は午後3時が満潮でした。アァでも、釣れて良かった。



 
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