釣りに関するさまざまトピックを取り上げていきます。
釣行レポート釣行レポート
オーストラリア各地域毎のつり情報を掲載
バラマンディ^専用コーナーバラマンディ^専用コーナー
バラマンディー専用コーナー
フォトギャラリーフォトギャラリー
オーストラリアで釣った魚の写真集です
リンク集リンク集
釣りのサイトを基本的にリンクしています。
 
   
ゲームフィッシングボートのオーナーになる時の心構え

オーストラリアでゲームフィッシングボートを所有するのが夢だと言う人は日本にもかなりいるのではないでしょうか? ケアンズで自分のボートを持ち行きたい時に釣りにいつでも行けるというのはすばらしい事です。好きな時にGTやったりジギングしたり-------夢は尽きません。さて現実は? (ただし、お金はあるというのが条件ですが)  やり方としては大まかに見て次の3通りがあります。

1.ボートを買ってマリーナに置きっ放しにして行った時だけに乗る簡単。
2.ボートを買ってマリーナにおいておく。ただし、自分がボートに乗らない時
 はそのボートでチャータービジネスをする。現地での船頭、クルーは給料制。
3.ボートを買ってマリーナにおいておく。ただし、自分がボートに乗らない時
 はそのボートでチャータービジネスをする。現地である特定の船頭と契約して賃料(リース代)のみを受領する。

1.は一番簡単ですが、一般的にあまりポピュラーではありません。やはり、何にもせず腐っていくと言うのがやはり耐えられないのでしょうか。2.と3.がポピュラーですが有名船頭ほど当然ながら3.を選択します。オーナーにとっては頭の痛いところですが------詳細を追っていきます。

1.マリーナに置きっぱなしは一番簡単です。ただし、乗らないときにどのよ
 うに維持管理するかが一番の問題点です。これにはボートの管理会社に頼むという手があります。維持管理をしエンジンを定期的に回してもくれます。これも良い手ですが、お金はただただ出て行くばかりです。ボートを持っている人はわかると思いますが、ボートは乗っても乗らなくても壊れます。乗らないで壊れるなら乗って壊れたほうが良いので、ならばということで殆んどの人が乗らない時をチャーターにだし少しでも維持費を捻出しようとします。しかし、チャータービジネスをしないオーナーにとっては現地船頭等のの人間関係に縛られる事がないので気楽にボートオーナーをしていられます。
2.自分でボートを使わないときにチャータービジネスに出します。しかし、
 船頭、クルーは現地で雇い給料制です。はっきりいって船頭にやる気を与えるやり方かどうか? チャータービジネスとしてもお客さんを集めようとするやり方として良い方法なのか? ボートの扱いとしても真剣に維持管理にあたるかどうか? これは確かに、ビジネス的には良いやり方ではありませんが、しかし、良い点もあります。こちらのいい様に使えるからです。行きたい時に釣りをして自分の好きなように使えるからです。
3.自分でボートを使わないときにチャータービジネスに出します。しかし、
 

船頭とは契約制にして1回いくらの賃貸し制にします。リースシステムです。これにより船頭にやる気を起こさせ(お客さんが来ないと船頭に売り上げが入らないからです)、ボートの維持管理を自ずから徹底促進させ、クルーも船頭により洗練された人選が行われます。ただし、確かにお客さんのためにボートはきれいにしますが、魚を追いかける時とかの機関の取り扱いはオーナーが見ていない分荒く取り扱われる事がよくあります。釣りをするお客さんにはよいのですが。また、オーナーにとってもう一つ大変重要な問題があります。自分で釣りに行く時は例えオーナーといえども、自分の賃料は無しにしてもそれ以外の費用は払う必要があります。それと、お客さんの予約がある場合、例えオーナーといえどもその期間は釣りにいけません。お客さん方が優先されます。

最終的の判断するとやはり3.が良いようですし、実際にはケアンズではほとんがこのやり方です。それと、オーナーが肝に銘じてほしいことはチャータービジネスは絶対に儲からない、どころか絶対に損失を出すということです。そこでよく船頭とトラブルになります。オーナーには船頭からの無理難題ともいえる様な要求をも受け入れる懐の深さと、持ち出しが続いた時、何の抵抗もせずだまって出すほどの資力の大きさが要求されます。ある有名ボートのオーナーは大富豪のアメリカ人でしたが数年に1度しかボートに乗らず(大体そんなに釣りが好きという人ではありませんでした)10年たってボートは船頭にタダで譲られたそうです。船頭は元オーナーになぜボートオーナーになってケアンズ置いていたか聞いたところ、答えは”ケアンズのゲームフィッシングの発展のために役立てばうれしい”(!!)ということだったそうです。この様な人たちのみがボートオーナーになれるのです。



 
 フィッシングトレードウインズは、東京のトレードウインズツアーサービスのケアンズ事務所(トレードウインズ オーストラリア)の現地スタッフが、ケアンズより生の声を日本の皆様にお伝えする為に立ち上げているHPです
 
Copyright 2004 Fishing Tradewinds. All Rights Reserved.
 

.
ホームに戻る