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ゴールドコーストのカジキと聞くとピンとこないかもしれませんが、サイズでなく濃さで言うとケアンズ以上かもしれません。それに良いところはポイントが港から近いということにあります。そして、ボートを降り一旦ホテルに戻ればリゾート気分でアフターフィッシングを楽しめるのもゴールドコーストならではといったところではないでしょうか。ところで、ゴールドコースト沖合いは非常に遠浅で港から25マイル程走っても深さ80〜110m程度です。水色はそれほどブルーウオーターというほどではありません。しかし、実はここにカジキはいるのです。12月終わりからブラックマーリンがエサを追って入り始め2月終わりからストライプ、そして3月終わりからブルー(の方が若干深めですが)が入ってきます。4月以降のゴールドコーストはカジキ3種入り乱れのカジキフィーバーと化します。サイズは最大ブラックで700Lb、ストライプで250Lb、ブルーで900Lbといったところです。平均サイズはどれも50〜100Kgといったところでルアーキャスティングで釣るには良いサイズといえるでしょう。ケアンズ同様、満月新月前2〜5日が勝負です。魚が湧く時は1日5発も6発もきますのでサイズさえ問わなければ面白い釣りが楽しめる時期です。いろいろな釣法で試してみるのも良いでしょう。流し方はケアンズと同じですが流している最中、ベイトスクール(イワシの仲間)をよく見つけるので、いるとボートを止めてサビキで釣って生餌タンクに入れておきます。もし、ティージングでティーザーに追ってはくるが近くまでは寄せられない時、喰いが渋っている時は生餌を投げ込んでもいいでしょう。しかし、この場合はウルトラライトタックルの方がおもしろいでしょう。

 

2003年2月10日 阿部様 釣行
 
 


 
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